日野、インド進出へ 来年めど販売 新興国攻勢の拠点

　日野自動車がインドのトラック市場への参入を検討していることが４日、明らかになった。年内にも最終決定し、来年をめどに現地で販売に乗り出す。国内トラックメーカーでインドに本格進出するのは初めて。経済の急成長を背景に今後インドでは、燃費・耐久性能や積載効率などを高めた高付加価値トラックのニーズが増える見通し。日野はこれを機に、遅れていた新興国への攻勢を強める。

　インドの商用車市場は、物流量の増加や輸送品目の多様化を背景に年々増え、２００７年には０３年の２・５倍に相当する約４６万８０００台が販売された。その潜在的な成長力に着目し参入を目指すことにした。

　日野が商用車を投入する市場は現在約５０カ国にとどまり、約１２０カ国に展開するいすゞ自動車の後塵（こうじん）を拝している。白井芳夫社長は「（いすゞが先行して進出する）残り７０カ国に出ようと思えば出れる」と海外販売の強化に意欲を示している...

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（引用 yahooニュース）

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