米レッグ・メイソン株が急落、傘下ＭＭＦへの懸念で

　［ボストン　１日　ロイター］　１日の米国株式市場で、米資産運用大手レッグ・メイソン<LM.N>の株価が５．３％安で取引を終えた。傘下の短期資金投資信託（ＭＭＦ）事業悪化や株式ファンドのさえない運用成績に対する懸念が高まったことが背景。
　同社株は取引時間中に一時９％急落し、５年ぶりの安値をつけた。
　同社は６月３０日、傘下のＭＭＦ３本に損失が発生した場合、新たに最大２億４０００万ドルの金融支援を行う方針を明らかにした。傘下ＭＭＦに対する金融支援に関連して、１億５４５０万ドル（１株当たり１．０９ドル）の費用を４─６月期に計上するという。同社はこれまでに、総額２１億ドルのＭＭＦ支援を表明している。
　ＭＭＦ支援の発表を受け、証券会社は同社の目標株価を引き下げ、格付け会社は同社の債務格付け引き下げを検討した。
　同社の株式ファンドも今年に入って圧力にさらされている。そのうちのひとつであるレッグ・メイソン・バリュー・トラストは、銘柄選択の名手として知られるビル・ミラー氏が運営しているが、保有する金融およびハイテク株の価格下落により、運用成績が低下している...

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（引用 yahooニュース）

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